こんにちは。「だいち」です。

僕は今年3月末で30年近く勤めた仕事を辞めました。
少なくとも5年前には、アーリーリタイアもしくはセミリタイアに憧れを抱いていました。
長い長い妄想期間、現実味を帯びた準備期間を経て、ついに実行し、「退職の日」を迎えました。

最終出勤日である「退職の日」の朝は、いつもの時間に出勤しました。
いつもと違うのは、単身赴任で借りていた部屋を前日に退去したので、ビジネスホテルからの出勤となったことくらいです。

机やパソコンの片付けは前日までに終えていたので、特にやることはありません。
退職の通知書を受け取り、返却するものは返して、挨拶も済んだので、いつまでも上司や同僚の手を止めるのも気が引けて、飛行機の時間を口実にさっさと引き上げることにしました。

上司、同僚、部下全員が玄関ロビーまで見送りに来てくれました。
年度替りで忙しい中、申し訳なくて、ひたすらペコペコしながら玄関を急ぎ足で出ました。

退職の日、職場の玄関を出る瞬間、自分はどんな感情を抱くのだろうと長年妄想していました。
仕事の重圧から逃れる解放感なのか、寂しさなのか、後悔なのか。

いざその時を迎えた結果、不思議と何の感情もわかなかったというのが正直なところです。
ちょっと午後休みをもらって早めに帰りますというような感覚でした。

前日まで普通に仕事をしていたのもありますが、きっと自分自身が退職することを現実として受け止めきれないまま、退職の日を迎えてしまったためではないかと、今は思っています。