おはようございます。「だいち」です。

毎週録画して楽しみに見ているテレビ番組の1つに、金曜深夜にNHKで放送の「ドキュメント72時間」があります。

先週9月6日の放送は、「さらば東京! 移住相談センター」とのタイトルで、東京有楽町にある移住相談センターに相談に来る人々を3日間取材した内容でした。

紹介された人の多くは、田舎暮らしや田舎での濃い近所付き合いに憧れ、田舎の人達はいい人の考えで移住を検討しているようです。

実際のところ、田舎での暮らしはどうなんでしょうか?田舎の人はいい人なんでしょうか?
義両親は田舎と呼ばれるところに暮らしていますが、近所付き合いも含めいろいろと大変なようです。

早期退職して、アーリーリタイア生活を選んだ僕のような人間には、とても田舎暮らしは無理そうです。
瀬戸内海に面した地方に暮らしてみたい願望もありますが、せいぜい県庁所在地の街中でのマンション暮らしが限界のような気がします。

少し移住の話とはずれますが、今回の番組で、横浜で働く53歳の機械設計エンジニアの男性が紹介されていました。
男性は奥さんと12歳、8歳、3歳の3人のお子さんを佐賀県に残して、6年間単身赴任中。
会社の希望退職制度に応募し、30年近く働いた会社を早期退職して佐賀に戻る予定だそうです。

移住とは少し異なりますが、退職後の次の仕事はまだ決まっておらず、佐賀に戻ってからの仕事の相談にやって来たそうです。

早期退職を決断した理由は、「寂しいからですね。」と少し笑って答える男性。
家族と1月半か2ヶ月に1度しか会えない生活に、「子供って一緒に過ごせる時間って短いじゃないですか。成人になったら家出ちゃうじゃないですか。自分に何かあって、死ぬ間際に走馬灯みたいな記憶がよみがえるとした時に、子供の記憶が断片になるんじゃないかと思ったんですよ。いつの間にか下の子は歩き出して、しゃべりだしてっていう状況だったんで。そういうのすごい嫌だなと思って。一緒にいたいなと思っていますね。」と話されていました。

退職することについて、奥さんは「パパが決めていいよ。」と、当然不安はありながらも賛成してくれているそうです。

小学生以下の子供3人を抱えたサラリーマン、それも50代半ばで退職を決断するのは非常に重いことですが、テレビのインタビューで「寂しい。」、「家族と一緒に暮らしたい。」と、きちんと本音で答えることにも、優しそうな見た目とは違って、強さを感じました。

自分にとって何が一番大切かを考え、更にその本心に従い、実際の行動に移せる人は強いです。

僕も同じような考えで早期退職して、単身赴任を終了させましたが、本心は誰にも言えていません。