おはようございます。「だいち」です。

アーリーリタイアを検討するにあたり、将来の収入や支出をシミュレーションすることは必須ですが、50代もしくは60代までは過去の実績と年金見込み額から推測するとしても、70代以降を推測すること、特に支出がどのようになるのか推測するのは困難です。

週刊誌や雑誌には、老後に必要なお金の話が毎週のように特集されていますが、現役世代でも人それぞれ必要な生活費が異なるように、老後に必要な生活費も人それぞれで、平均的な生活費を見せられても疑問がわくばかりで、中々ピンとくる情報を得ることができません。

僕には80代前半の父、70代半ばの母が居ます。
元気とは言い難い面もありますが、まだ何とか夫婦二人で自宅で暮らしています。

両親は学歴もなく、大企業に勤めていたわけでもなく、真面目にコツコツ働くだけが取り柄の人で、投資なんて全く無縁の人です。

なので、収入面では夫婦二人の厚生年金と国民年金のみが毎月の収入で、夫婦二人で手取り約27万円の年金を得ています。

サラリーマンと専業主婦の夫婦世帯の平均が約21万円という政府の情報からすると、27万円という額は恵まれている方かもしれませんが、小さな会社で長年コツコツ働いた父と、長年パートを続けて家計を支えた母が真面目に暮らした結果です。

先日母と話をしていて、年金だけで暮らしていけるのか聞いたところ、20年以上年金で暮らしていて、毎月ちょうどか、少し残るくらいで、大きな買い物をした時以外は貯金を取り崩すこともなく生活できているそうです。

暮らしぶりは、豪華ではないものの、まあまあ小奇麗な 2LDKのマンション暮らしで、 多少住居費の出費があり、父が週2回通うデイサービスの費用、両親共に月に1~2度行く病院の医療費がかかっています。

父の体調のこともあり、旅行や外食に行くことは滅多になく、レジャー費のようなものはほとんど使っていません。

食費や衣服に関して母が言うには、他で贅沢することも楽しみもないので、食べるものと着るものだけは我慢しないようにしているそうです。
母がと言うよりは父のために、量は少なくても少しいい肉を買ったり、デイサービスで惨めな思いをしないように着るものにはお金をかけているようです。

あと両親は未だに親戚や昔世話になった人たちとの交際には気をつかっていて、盆暮れのお中元やお歳暮、慶弔事のお祝い、香典は結構かかっているようです。

妻や子供たちは今も誕生日にはお祝いをもらい、子供たちは大人になった今もこっそりお小遣いをもらっているようです。

母は、「昔はお金で苦労したけれど、今はお金で子供に迷惑かけることもなく、孫にお小遣いをやれる生活が出来て、本当にありがたい。」と、よく口にします。
孫ができて、孫に小遣いをやれるような老後生活が夢だったようです。

親子のためかどうかわかりませんが、僕も両親と同じような価値観でいるので、両親の暮らしぶりを見ていて、これくらいの生活ができれば御の字だと思っています。
欲を言えば、身体が動くうちはプラス旅行費があれば十分です。

ですので、両親の年金額を知り、生活レベルを身近に感じて、それらを参考にすることは、他のどんな立派な研究結果や統計よりも、自分達の老後を考える上で、非常に貴重な情報源となっています。