こんばんは。「だいち」です。
お正月に会った叔母の話です。
この叔母さんは50歳でリタイアした僕を平気でいじってくる元気でカラッとした性格の人です。
叔母さんは70歳手前の今も看護師として現役で働いています。
定年前は看護師のトップにまで昇りつめ、独り身で子供もいないので、年金だけで十分に暮らせて、もう稼ぐ必要はないのですが、通常より多い時給で請われて、パートとして看護師を続けています。
年金とパートで十分な収入もあり、持ち家もあり、誰かにお金を残す必要もありません。
好きなだけ好きな買い物をし、海外を含めて好きなだけ旅行しとプライベートも充実し、その上で望まれて働くと羨ましい限りです。
もしかしたら、本音の部分では独り身で更に年老いた時の不安はあるのかもしれませんが、元気にケラケラ笑う姿、パワフルな行動を見ていると、少なくとも今は理想的な60代を過ごしているように思えます。
人生100年時代、70歳定年なんて言葉をやたらと聞くこの頃ですが、実際のところ、多くの普通のサラリーマンは70歳どころか50歳で会社を追われているのが現実です。
しかし、叔母さんを見ていると、70歳まで充実して仕事を続ける人がいるのも現実です。
人手不足の職種で、どこに行っても生かせる資格を持っていて、多少の技術革新や若さよりも豊富な経験の蓄積の方が強い、そんな職業の強みです。
会社の中でしか通用しない能力だけが蓄積されていくサラリーマンからすれば羨ましい限りですが、人生100年、定年70歳の時代を生き抜くためには、そんなことも考えて職業を選ぶ必要があるのかもしれません。