こんにちは。「だいち」です。

「100日後に死ぬワニ」というtwitterで公開されている4コマ漫画が話題になっていると、先日テレビで紹介されているのを見ました。

僕も早速twitterで第1作から最新作までを読んでみました。
擬人化されたワニの何気ない日常を描く漫画なのですが、100日後に死ぬという状況設定により、何気ない日常が意味深なものになり、いろいろと考えさせられます。

例えば、ワニが1年待ちの布団を通販で買って、1年後の到着をワクワクと楽しみに待つという話。
特に病気でも何でもない若いワニは、当然自分に1年後があると思っていますが、読者は100日後に死ぬ設定を意識して読むことになります。

またある時、ワニはバイト先の先輩ワニに恋をします。
しかし、ちょっとした勘違いから先輩ワニに嫌われたと思ったワニはバイトを辞めてしまいます。

この話も100日後に死ぬという設定があることにより、悩んでないでサッサと告白すればいいのか、先輩ワニを悲しませないためにはこれでよかったのか、どちらがよかったのか考えさせられます。

約3年前に義父に癌が見つかり、そう遠くはない死を意識した義父が将来についてどのように思っているのだろうかと、僕はずっと考えていました。
例えば、平成の次の新元号の時代、東京オリンピック。

結局、義父は新元号は迎えられたものの、東京オリンピックは見ることなく亡くなりましたが、東京オリンピックを楽しみにしていたのかどうかは聞けませんでした。

しかし、この「100日後に死ぬワニ」を読んでいると、そんなことを思う自分の傲慢さというか、滑稽さに気づかされます。

自分だって、東京オリンピックを見られるか、心配で心配でしょうがない老後なんて自分にあるのか、この「100日後に死ぬワニ」の最終話を見られるかさえわからないのです。
楽しみに布団を待つワニと同じです。

そう考えると、残りがわからない時間が非常に貴重に思えてきて、嫌なことや自分の意志に反することに時間を使うことが勿体なく思え、将来のお金は減ったけど、アーリーリタイアした自分の選択もよかったのかなと思えてきます。

でも、いろいろ我慢してでも精一杯働いて、たくさん稼いで、家族にたくさんお金を残してあげる道も立派で、決して間違いではありません。

先輩ワニに告白しないワニの話と同じで、どちらが正解と考えるかは人それぞれです。