こんばんは。「だいち」です。

共働きの場合、家計の管理方法として、夫婦ぞれぞれが自分の収入から必要な家計費を出して、残りはそれぞれで管理する「お財布2つ方式」か、収入はわけずに全部出し合う「お財布1つ方式」があるのではないかと思います。

我が家は特に話し合ったわけではありませんが、結婚以来何となくお財布1つ方式でやっています。

公共料金の支払いなどは、便宜上僕の通帳から引き落とされますが、特にどちらのお金からという意識はお互いに持っていません。

預金なども同様で、一応通帳の名義はあるものの、少しでも利率が良かったり、特典があったりする方に多く預けるので、どれが誰のお金という区別はありません。

二十数年このやり方をやってきて、家計や貯蓄の状況を夫婦で共有できるので、このやり方がよかったと思っています。

先日、義母から電話があり、義母と妻が話している内容から、義母は新たに銀行口座を作りたいと言っているようでした。

後から妻に話を聞いてみると、家計のお金と自分のお金を分けて管理したいらしく、今は1つしか通帳を持っていないので、別な銀行で口座を作って、新しい口座は自分用、今ある口座は家計用にしたいそうです。

義父が亡くなり、独り暮らしになったのだから、もう全て義母のお金なんだから1つにまとめて、遠慮なく使えばいいじゃないかと、妻は義母に話していましたが、僕も話を聞いて同感でした。

しかし、義母が長年のやってきた考え方は、義父が稼いだお金で家計を賄い、自分がパートで稼いだお金や自分の年金は自分の口座に入れて、誰に遠慮も相談もすることもなく自由に使っていたそうです。

義父もそれを認め、義母の口座のお金に関しては全く口出しすることなく、また義母も義父のお金の使い方には口出ししなかったようです。

夫婦で長年のやってきた方法は、義父が亡くなったからとすぐに切り替えられず、いくらお金が全部自分の名義になったとしても、義父が残してくれたお金や遺族年金分は気持ち的に義父のものであり自由に使えない、やはり誰への気兼ねもなく使える自分のお金を分けておきたいというのが、長年専業主婦であった義母の考えです。

リタイアする前の僕であれば全く理解できなかったであろう話なのですが、リタイアして給与収入がなくなった今であれば、義母の考え方も少し理解できるようになりました。

僕の場合も、少なくとも今ある預金の半分は、過去に僕が働いて貯めたお金のはずですが、収入がなくなってみると、明確にこれは自分のお金と分かれていないお金は、自分のものであって自分のものでないような、何となく自由に使えない感覚があります。

主婦のみなさんがヘソクリを貯めたい気持ちや、働きに出て自分の収入を得たくなる気持ちはこんなところなのでしょうか。
僕の頭もちょっと主夫化しているようです。