こんにちは。「だいち」です。

僕は昨年3月末に自らの意思で早期退職しました。
中高年にとって厳しい状況の中で、特にリストラにあったり、健康を害したわけでもないのに、自ら仕事を辞めてしまうのは、他人から見ればもったいない選択かもしれません。

僕の元勤め先は人事や給与制度が割と保守的で、今も年功序列を継続しているようなところでしたので、世間でいうような役職定年もないし、50代で給料が大幅に増えることはないものの、逆に大きく落ちることもなさそうでした。

仮にそのまま仕事を続けていれば、当時の年収が定年までの約10年続き、更に定年後も給料は下がるものの、再雇用で5年間は収入を得ることができたと思います。

結果として、65歳の時点で、今の資産額の2倍近くの資産を築けたかもしれません。
そして、65歳以降も夫婦二人分の年金で十分に普通の生活ができ、貯めた資産を取り崩すことなく暮らせたと思います。

僕はいろいろなパターンのライフプランシートを作成し、65歳まで普通に働くパターンも作成しましたが、もしそのまま働き続ければ、ほとんど貯金に手をつけることなく一生を終える試算になりました。

お金の心配をしない老後を過ごして、子供たちに十分な遺産を残せる人生も幸せかもしれませんが、そこに僕は疑問をもってしまいました。

定年まで普通に働き、更に再雇用で働くとなれば、役職はもう1つや2つは上がって、仕事の負担は増えて、プライベートの時間は更に取れなくなります。

役職が上がれば上がるほど、家庭の事情よりも会社の都合が優先されるので、転勤と単身赴任がずっと続くことになり、ほとんどの時間は単身赴任で過ごすことになります。

お金と家族との時間、両親のための時間、義両親のための時間、それらを天秤にかけた時に、一生使えもしないお金のために、仕事のためだけに時間を使うのはどうかと疑問を抱いてしまいました。

お金はいくらあっても困らないし、貰えるものは喜んで貰うし、国が10万円くれるのであればうれしいです。
しかし、何かと交換となれば、そのお金が本当に必要なのか、自分にとって交換する価値があるのかは考える必要があると思います。

そう考えた時に、結婚以来夫婦二人で頑張って働いてきたので、ある程度の資産もできて、仮に夫婦二人共リタイアしても、今のレベルの生活は維持できると判断して、これからはお金よりも、家族、両親、義両親のための時間を優先することにしました。

まだリタイアしてから1年なので、この先にどんな後悔に襲われるかわかりませんが、この1年で家族や両親、義両親のために使った時間を考えると、今はリタイアして良かったと思っています。