こんにちは。「だいち」です。

昨年3月末、僕は50歳でアーリーリタイアし、今は週2日のパート仕事をしながら、セミリタイア生活を送っています。

たまたま区切りのいい50歳という年齢でアーリーリタイアしましたが、僕の場合、特に50歳をアーリーリタイアの目標に設定していたわけではありません。
自分の中でアーリーリタイアしたいという気持ちが高まったのと、アーリーリタイア可能だと判断できる条件が揃ったのがたまたま50歳だったというところです。

僕がアーリーリタイア可能だと判断した条件はいくつかあります。

まず絶対に必要となる条件が資金面です。
僕の場合、アーリーリタイアを目指して、せっせと節約してお金を貯めていたわけではありません。
しかし、アーリーリタイア願望が高まり、あらためて資金計算をした時に、年金支給年齢の65歳まで、さらに年金支給条件改悪を考慮して、今ある貯金と退職金で70歳までの生活費が担保できそうだと計算できた時に、本当にアーリーリタイアできるかもしれないと思い始めました。

次に家族との関係です。
妻子持ちの僕の場合、家族の存在、家族の意見を無視するわけにはいきません。
アーリーリタイアできたけど、家庭崩壊なんてことになれば、何のためのアーリーリタイアなのかわからなくなります。

僕は40代半ば頃にはアーリーリタイア願望が芽生えていて、それとなく妻にも話したりしていましたが、妻の考えは「子供たちが大学を卒業するまでは今のまま働いて欲しい」というものでした。
当時の僕には、その妻の考えが理屈に合うとは思えませんでしたが、とは言え全く無視するわけにもいきません。
結局は妻の言葉どおり、アーリーリタイアしたのは2人いる子供達が大学を卒業してからになりました。

もう1つは、仕事上の地位、役職です。
これは他人から見れば、全くくだらない話ですが、辞める時にある程度の役職までたどり着けたことです。
自分の気持ちの中で、自分の能力でここまで来れれば、サラリーマンとして御の字というのもありますし、少なくとも妻や子供達に、仕事が全く出来なくて辞めざるを得なかった憐れな夫、情けないお父さんと思われたくないという、夫として、父としての細やかなプライドが保たれるのです。

結果的に、お金はなんとかなりそうと思えて、家族がまあまあ納得してくれそうで、自分の気持ちとしても、2人の子供を大学まで出して、最低限夫や父としての責任を果たし、サラリーマンとして仕事もそこそこやったので、もう十分と思えたのがたまたま50歳だったのです。

もちろんリタイア資金は最重要事項ですが、リタイア後の長い人生を考えると、家族の理解や今までの仕事に対する満足感も、アーリーリタイアの大事な判断材料ではないかと僕は思っています。