こんにちは。「だいち」です。

今日の午後、菅義偉官房長官が第99代内閣総理大臣に就任される見込みです。
菅官房長官が総理候補の最有力に急浮上してから、昨年4月1日の新元号発表のシーンを度々目にするようになりました。

新元号の令和を発表した菅官房長官を「令和おじさん」と呼ぶのは、平成を発表した小渕元総理が「平成おじさん」と呼ばれたのに比べると、若干無理くりのような気もしますが、世間の注目を集めるシーンであったことは確かです。

僕は昨年3月末に早期退職しましたが、昨年の3月31日は日曜日だったため、実際には翌日4月1日の朝に職場へ出向いて退職の挨拶をして、そのまま単身赴任先から飛行機で自宅に戻りました。

50代にもなれば、改元を経験する機会も最後かもしれないので、新元号発表はリアルタイムで見たいと思っていたのですが、残念ながら発表予定は午前11時で、その時間はまだ単身赴任先から自宅に戻る機内にいて、発表をリアルタイムで見るのは無理そうでした。

午前11時ちょっと過ぎに飛行機が到着して、ボーディングブリッジを降りてすぐに、到着ロビーのテレビのそばに行って新元号の情報を得ようとしたのですが、発表が遅れていたらしく、しばらくテレビの前で立って見ていると、菅官房長官が布で覆われた額縁を持って登場されました。

発表が遅れたおかけで、結局はリアルタイムで見られたのですが、菅官房長官の第一声で僕は聞き取れませんでした。
最初は「めいわ」と聞こえたのです。「えっ、めいわ? 明和? 明治と昭和のミックス? 頭文字M? 明治と同じMなわけないよな」と一瞬混乱しているところで、額縁が立ち上げられて、「令和」の文字を見て、「あー、れいわかー」と納得したのです。

昨年4月1日、勤め先を去る時に皆で玄関先まで見送りに来てくれましたが、年度替わりの忙しさがわかっている申し訳なさと気恥ずかしさ、それから飛行機の時間まであまり余裕がなかったのもあり、長年想像していたような建物から一歩外へ出た時の解放感を実感することもなく、長年勤めた仕事を辞めるセンチな気分を感じることもなく、空港へ急ぎました。

空港の到着ロビーで令和おじさんの会見を見ながら、自宅に戻ってきた安堵感、本当に早期退職して大丈夫だったのかという不安感、明日からどんな生活をしようかという迷い、やっといろいろな感情が頭に湧いてきました。

今も令和おじさんのシーンを見ると、平成31年4月1日に空港到着ロビーで感じた気持ちが甦ってきます。
僕にとっては、令和おじさんとリタイア初日がリンクしているのです。