こんにちは。「だいち」です。

先月まで働いていたパート先で、同じパート仕事をしている多分60代後半であろう男性と時々雑談をすることがありました。
その男性とは年齢は離れていても、前職が割と近い関係にある業界だったので、共通の話題も多くて話しやすい関係でした。

誰かから聞いたのか、僕の前職や早期退職したこともご存じだったようで、別に隠すことでもないので、雑談するようになってからも結構ありのままを話していました。

パート仕事の期限が終了する少し前に、お互いにこのパート仕事が終了したら来月からどうするのかという話になりました。

その男性は既に次のパートを見つけられたようで、僕も次は決まったけれども、次も期限が決まっているので、来年の春以降はしばらくブラブラするか、またパート仕事を探すか決めていないと話しました。

すると、その男性は「健康なうちに好きなことはしておいた方がいいよ。歳を取って、身体が動かなくなったら、お金があっても何も出来ないもの」とポツリと言われました。

僕も似たような考えで、ある程度生活していけるお金があれば、それ以上やたら貯めても意味がないと思っています。
老後のためと思って、あくせく働いても、身体の自由がきかなくなってからでは、お金を使って楽しむこともできず、せっかく貯めたお金も結局使わないまま生涯を終えることになりかねません。

自分より十数年先を生きて、既に老後生活を送っている人からそんな話をされるとちょっと安心というか、自分の考えも全く的外れではないと思えてきました。

その男性は既に定年を迎え、年金も受給しており、定年前の職業からしても十分な年金額をもらっているようで、あえてパート仕事をしなくても年金で十分生活していけるはずですが、ずっと家に居るよりはということで週2日半日のパートをしておられるようです。
一般的には恵まれた老後を過ごしている部類に入るのだと思います。

セミリタイアだの暇つぶしのようなパート仕事だの、生活のために年老いても必死で働いている人が聞けば、恵まれた生活を送っている人間の戯言に聞こえるかもしれませんが、雑誌やネットを見ても、老後のお金の不安を煽る記事ばかりで、どれだけ備えても安心は訪れそうにありません。

お金も大事だけど、健康や時間はもっと大事で、誰もが確実に減っていくもので、貯めることもできないものです。
そんな当たり前のことをあらためて思い出させてくれる男性の一言でした。