こんにちは。「だいち」です。

以前読んだ齋藤孝さんの「50歳からの孤独入門」という本に、50歳を過ぎて人生後半にさしかかり、嫉妬心は注意しなければならない感情と書かれていました。
確かに50代になれば、サラリーマンとしての地位や暮らしぶりにも明確な差が出てきます。

僕は自らサラリーマンをアーリーリタイアして、サラリーマン基準の比較からは離れたつもりでいますが、情けない話、完全に拭い去れたわけでもありません。

僕は前職をアーリーリタイアして、前職の同僚達とは別のフィールドで生きているのですが、何人かの同僚とは今も交流を続けていて、自然と前職の人事情報も耳に入ってきます。
もう関係のない別世界の話とは思いつつも、長年の習性の名残りか自然と興味を持ってしまいます。
そして、同僚や後輩が出世したと聞けば、何だか心がざわついたりもします。

他人と比べたって仕方がない、増してや既に自分とは別世界を生きる人達なのにと思いつつ、ついつい他人と自分を比べてしまう習性は、リタイアして1年半以上経った今も中々抜けきれないようです。

もう1つ比べてしまうのが、架空のもう1人の自分です。
現実は自分の意志でアーリーリタイアしたのですが、もしあのままサラリーマンを続けていたら今頃はと想像してしまうことがないわけではありません。

今も時々、前職の給料日に「あー、今日は〇日だから給料日かぁ」なんてもう貰えもしない給料日を思ったり、きっと来月になればボーナスを思ってしまうのでしょう。
同様に、もし辞めていなければ、そろそろ転勤の辞令が出る時期か、もう1つくらい役職は上がっている頃だろうかなんて考えたりもします。

かと言って決してアーリーリタイアしたことを後悔しているわけでも、前職の仕事や役職に未練があるわけでもありません。
今の暮らしやパート仕事も楽しく、満足しているのです。

それなのに他人と比較したり、別な道を進む自分を妄想してしまうなんて、自分の情けなさと嫉妬心の恐ろしさを感じずにはいられません。