こんにちは。「だいち」です。

僕は昨年3月末でアーリーリタイアしました。
一昨年のちょうど今頃、それまでの単なる妄想や計画であった段階から、前職の上司に伝えるという具体的な行動を起こし、実行の段階に移しました。

それまでには何度もライフプランシートを作っては検討し、かなり石橋を叩いた上で金銭的には年金受給年齢までは食べていけると確認して行動したわけです。
しかし、それでもお金に関する葛藤はありました。

それは、もしリタイアせずにそのまま働き続けていれば稼げたであろう収入の大きさです。
僕は50歳でアーリーリタイアしましたので、普通に定年まで働けば、10年もしくは15年間は前職の給料を貰えていたはずです。

僕の前職は今も年功序列賃金が色濃く残っているので、サラリーマン人生で50代は一番おいしい部分、今までの貯金を取り崩す部分とも言えます。

単純にその年収の手取り額を10倍しただけでも結構な金額で、リタイア時の資産額にも匹敵する金額です。
途中で賃金水準が下げられたり、リストラされたりする恐れもないわけではありませんが、その金額を放棄すると思うと葛藤せずにはいられませんでした。

葛藤して悩みもしましたが、既にある資産額と退職金があれば夫婦二人で生活していけると結論していたわけで、仮に定年まで働いて、定年時に資産額が倍になっていたとして、自分達の生活はどうなるだろうかと考えました。

自分や妻の性格からして、資産額が倍になったからと言って、豪邸を建てたり、高級車に乗ったり、海外旅行に行きまくったりなんてことは想像できませんし、多分憧れもしません。

きっと変わらない生活を続けて、ほとんど手を付けないまま、この世を去ることになるだろうと思ったのです。
もちろん子供達に多めに残せるのでしょうが、決してそれがいいこととも思えません。

そんな風に将来貰えたかもしれない架空のお金には踏ん切りをつけました。
最近お金のことを深く考えることもなくなったせいもあるかもしれませんが、リタイアして1年半以上経った今、不思議と未練は全く感じていません。