こんにちは。「だいち」です。

ネット上でよく見かけるアーリーリタイアに関する議論は、「アーリーリタイアするには〇億円ないと足りない」というような話です。

実際に〇億円必要なのかどうかは、その人の生活費や考え方によるので何とも言えませんが、議論のすれ違いの原因は、その原資を投資に回して得られる配当や利益で生活するのか、それとも原資を取り崩しながら生活するのかの違いだと思います。

僕がアーリーリタイアする時に計画したのは後者で、その時点で蓄えた預金と退職金を取り崩しながら、確実に年金が貰えるであろう70歳まで夫婦二人とも働かなくても生活が成り立つかどうかを考えました。
さらに年金が3割程度減額されても90歳くらいまでは生きていけるという試算もした上でアーリーリタイアを決断しました。

しかし、計画の前提となる夫婦二人ともリタイアには至っていなくて、妻は今も正規雇用で働いていますし、僕も昨年4月から少しだけパート仕事を始めて、わずかながら収入を得るようになりましたので、計画したように毎年数百万円が段々と減っていくという状況はまだ経験していません。

もう一方の〇億円という資産を築いて、その配当や利益で生活して、原資は減らさないという考え方は理想的かもしれませんが、結局人生を終える時に〇億円残しても仕方ないと僕には思えてしまいます。
何より普通のサラリーマンにとって、〇億円という数字はあまりにもハードルが高く、余程金持ちの親から相続するか、投資で一発当てるかでないと実現は難しいと思えるのです。

一方で、僕が選んだ資産を取り崩しながら生活するセミリタイアにも、「人間は資産がどんどん減っていくストレスに耐えられない」という意見があります。

確かに家庭を築いてから、家の購入や車の買い替えで一時的に貯蓄額が大きく減ることはあっても、長期的に段々と減っていくという経験をしたことがありません。
僕がアーリーリタイアした後も計画とは異なり、若干の微増状態なので、資産が減っていくという本当の恐怖を味わってはいません。

アーリーリタイアしてから2年が経過し、いろいろな経験をしたり、感情の変化を味わってきたつもりでいますが、一番大きな「資産減少の恐怖に耐えられるか」という課題は未だに未経験のまま、答えを出せずにいます。