こんにちは。「だいち」です。

昨日、いつも聞いているラジオ番組「伊集院光とらじおと」に、カジノディーラーの片桐Rocky寛士さんがゲストで出演されていました。

僕はパチンコや競馬を含めてギャンブルはやらないのですが、話の中で興味を魅かれたのがカジノディーラーから見て一番強いと思うお客さんについてでした。

片桐さんの答えは「途中でやめられる人」でした。
カジノで途中勝っている人はたくさんいるけれど、ほとんどの人はもっと続けてもっと儲けたいとの欲に勝てずに、最終的には負けてしまうそうです。
プロのカジノディーラーから見ても、ほどほどに勝っているところで満足して、きっぱりとやめられる人はギャンブルの強い人だそうです。

ラジオを聞きながら、ちょっと大袈裟ですが、「人生に似ているな」なんてことを思いました。

僕もアーリーリタイアする前は散々悩みましたが、資金面では何度もシミュレーションを繰り返して、何とか夫婦二人で生きていけると判断したはずなのに、「あと10年我慢して定年まで働けば、今ある資産が倍になるのではないか」とか、「給料的に一番おいしい10年を捨てるのはもったいない」と欲深い考えに何度も戻っていました。

最終的には、資産が今より増えたところで、僕の性格からして増えた分は結局使わずに一生を終えることになるだろうと考えて、ほどほどにハッピーになりそうなアーリーリタイアの道を選びました。

あのまま定年まで働き続けて、資産が倍になってもっとハッピーになれていたのか、それとも健康や家庭が壊れて、お金は増えてもアンハッピーな人生になっていたのか、今となってはその答えは確かめようがありません。

アーリーリタイアの言葉が頭に浮かぶぐらいだから本当は辞めたいのに、「たいして仕事が嫌でない」とか「今の会社に不満はない」、「同僚や家族に悪い」、と直前になると怖くなって、辞めない理由をいろいろと考えてしまいがちです。
もちろんそれが心の底からの本心ならばいいのですが。

「途中でやめる」って聞くと、根性がないとか卑怯とかネガティブにとらえがちですが、ラジオを聞きながら、「途中でやめる強さ」っていうのもあるのだなと思い、アーリーリタイア直前の躊躇する背中を押してくれる言葉のように思えました。