初めての収入の思い出

こんにちは。「だいち」です。

親や親戚からのお駄賃的なものを除いて、自分が働いて、他人から賃金も貰うという経験をしたのは、短期間ですが高校2年の時にアルバイトをした時です。

今にして思えば、時給500円にも満たず、極わずかな収入でしたが、初めて自分が働いて、その見返りとしてお金を得るという経験と、初めて自分で稼いだお金を手にした喜びは忘れることができません。

僕が高校生の頃はパソコンは一般的でなく、当然携帯電話やインターネットなんて存在しなかったので、求人情報はせいぜい新聞の折り込みチラシぐらいのものでした。

高校生が短期で働くアルバイトの情報なんて簡単には入手できなかったので、季節的に忙しそうな近所の店に目星をつけて、アルバイトを募集していないか直接聞いて回ったのです。

世間知らずな高校生のなせる技だったのか、今の自分からは想像もできないような所業で、逆にあの頃はそんな逞しさが自分にもあったのだなと思います。

高校3年になり受験勉強本番を迎えるまでのわずかな期間でしたが、あのアルバイト経験が僕の中で「働くこと」と「お金」を結びつける原点になっていますし、あの時高校生の自分が見た「働く大人」の姿が仕事や職業に対する考えに影響を与えていると思います。

数十年もサラリーマンを続けていると、毎月銀行口座に自動的に振り込まれる給料と自分の働きの関係が希薄になり、働いて収入を得るという喜びの感情はすっかり薄れていました。

サラリーマンをアーリーリタイアして、今は少しだけパート仕事をしていますが、収入はサラーマン時代の数分の1になりましたが、不思議と収入を得る喜びと満足感があります。

自分がこれだけ働いて、これだけの収入が得られたという、高校時代のアルバイトに似た非常にシンプルな労働と収入の関係性が、収入が少なくても満足感を与えてくれているのだと思います。